X680x0起動ディスク「俺システム」 oresys-all/oresys-mini 020513版 compiled by Mitsuky ● このファイルは X680x0で使用できる起動ディスクイメージです。ディスクイメージをフロッピー ディスクに展開し、[OPT.1]キーを押しながら起動できます。mint(ファイラー)、 fish(コマンドシェル)がインストール済みです。 ディスクイメージには、「all版」と「mini版」があります。違いは以下の通 りです。 ・all版 oresys-all.2HD(マニア向け) 対応機種はX68000全機種/X68030/X68030+060turbo (おもに)システム復旧のための以下のツールが入っている BIN/ db.x, dedit.r, DOCTOR2.x, dskbench.x, fsck.x, HDID.X, INQUIRY.X, IPLVCK.R, MTEST.R, refreshg.x, SCSIFORMAT.X SYS/ 060simck.sys, 060turbo.sys, FDDEVICE.X, 2HDCOMPACT.X 起動するのはfish ・mini版 oresys-mini.2HD(初心者向け) 対応機種はX68000全機種/X68030 グラフィック、音楽、システム関連のツールが追加されている BIN/ MKIMG.x, MMDSP.R, MXtoZ.x, MZP.x, LHA.x, jpeged.r, edr.hlp SYS/ PCM8.x, ZMUSIC.x 起動時、そのままだとMINTが起動するようにした   〃  PCM8とZMUSICが組み込まれるようにした extcpが組み込まれないようにした このファイルが/にある  どちらも、メモリフル実装(12Mバイト)を推奨します。 ● インストール  MKIMG.xなどでフロッピーディスクに展開してください。 MKIMG -R A: oresys-all.2HD  (A:にoresys-all.2HDを展開する) エミュレータなどの場合はそのまま起動できます。 [CTRL]を押したまま起動すると、CONFIGED.Xが起動し、CONFIG.SYSが編集でき ます。 ● mintの使い方(基本編)  mini版はそのままでmintが、all版はmint[return]でmintが起動します。 mintは2画面ファイラーです。カーソルキーでカーソルを移動し、[SPACE]キー でマーク、マークしたファイルを[C]キーでコピー/[M]キーで移動したりできる ソフトです。 ・終了 [q] : 終了します ・カーソル移動 [←]/[↑]/[↓]/[→] : カーソルを移動します [ROLL UP]/[ROLL DOWN] : カーソルを1画面ぶん移動します [UNDO] : 親ディレクトリへ戻ります [\] : ルートディレクトリへ移動します [d] : ドライブを変更します。ディレクトリ名を聞いてきますので、 ドライブ名を入力して下さい [f] : インクリメンタルサーチ ・マーク [ ](スペースキー): カーソル上のファイルをマークします [a] : 全てのファイルのマーク状態を反転します [w] : 他方ディレクトリと同名同サイズのファイルをマークします [CLR] : 全てのファイルのマーク状態をクリアします [b] : バックアップファイルを削除します ・コピーなど [c] : マークされたファイルを相手側にコピーします [m] : マークされたファイルを相手側に移動します [k] : マークされたファイル/ディレクトリを削除します [r] : マークされたファイルの名前を変更します [OPT1]+[n] : ディレクトリを作成します ・子プロセス [SHIFT]+[1] : COMMAND.X を起動します [4] : 入力したコマンドを実行します [6] : カーソル位置のファイル/マークしたファイルを引き数に、入力した コマンドを実行します [_] : 実行したコマンドのヒストリ ・編集・閲覧など [e] : 編集をします [RETURN] : 拡張子に併せて閲覧プログラムを起動したり、演奏したり します ・そのほか [TAB] : カーソルのあるファイル上に設定されたキー操作を表示します [/] : 音楽停止(ZMUSIC常駐時) [CTRL]+[E] : ディスクのイジェクト ● mintの使い方(応用編) ・.DOC/.TXTを見たい場合 カーソルをあわせてリターンキーを押します ・.DOC/.TXTを編集したい場合 カーソルをあわせて[e]キーを押します ・ファイルのコピーをしたい場合 [SPACE]キーをあわせて[c]キーを押すと、相手側のディレクトリにコピー されます ・.PIC/.JPGを見たい場合 カーソルをあわせてリターンキーを押します ・.ZMS/.ZMD/.MDXを聞きたい場合 カーソルをあわせてリターンキーを押します または、[F10]を押して、メニューの中からMMDSPを起動します ・.LZH/.2HDを展開する リターンキーを押すと、アーカイブの中が見られます。そのまま普通に ファイル操作が行えます または、[SHIFT]+[RETURN]で相手側のディレクトリにファイルをすべて 展開できます。.2HDの場合、相手側はフロッピーディスクドライブであ る必要があります ● fishの使い方 [Q]キーでmintを終了すると、コマンドシェルfishに戻ります。fishはtcshと ほぼ互換の操作が可能です。また、cp/ls/mv/rm/mkdirは入っていますがmore と lessが入っていません(……)。mintをメインに使ってください。  mint[return]で再びmintを起動できます。 ● テキストエディタed.r  [HELP]でヘルプが出るので、それを参照してください(mini版のみ)。 ● ドライブのあつかい  どの環境でもフロッピーがA: B:に、RAMDISKがC:になるという特徴があります。 また、mint使用時、.2HDディスクイメージの上でリターンキーを押すと、D:にディ スクをマウントできます。[CTRL]+[E]でイジェクト可能です。 ● 謝辞 各フリーソフトウェアの作者の皆様がた、ありがとうございます。深く感謝申 し上げます。 オリジナルのアーカイブに関してはX68000 LIBRARY (http://retropc.net/x68000/)などで配布しています。 (EOF)